日常を支える「安心と信頼」

JR-MSは、“究極の安全”をめざし、駅を利用する人々に安全なサービスを届けるとともに、スタッフが安全に作業できる環境を整備しています。また、フィールド技術サービスの品質向上に日々努めています。

安全に関する取り組み

当社は、「JR-MS安全計画2028」を策定し、お客さまの傷害事故の防止はもちろん、社員及び協力会社社員の労働災害と重大な交通事故をゼロにすることを安全方針としています。また、安全に対する知識を蓄え、高い意識を持ち、行動できるような人材を育てることを目的に社員教育を実施しており、社員全員が安全のレベルアップを図ることで、“究極の安全”を実現していきます。

知識があり、意識を持ち、行動できる人材を育成 想定できる範囲を広げ行動できる 習慣を生かし災害に備える 情報を共有し自発的に行動できる 安全方針の達成 お客さまの傷害事故ゼロ及び社員等の労働災害ゼロ 人身事故及び人身事故に結びつく交通事故ゼロ 「究極の安全」の実現へ

4つの目線

「JR-MS安全計画2028」では、人・仕事・組織・災害の“4つの目線”を設定し、それぞれの観点で想定外を想像し、安全を先取りすることを目標にしています。

「人」の目線から

社内外の研修や訓練を通じて仕事の本質やルールの成り立ちを理解し、異常時に適切に対応できる人材を育成するために、一人ひとりの業務に対する知識・技能を向上するとともに、ヒューマンエラーの減少を目的としたトレーニングや危険予知訓練などを実施しています。

「仕事」の目線から

業務において作業前の点呼・作業後の跡確認を徹底し、KY活動を促進するとともに職場を超えた安全パトロール、過去に発生した事故の教育などを実施することで安全意識を醸成しています。また、作業やその管理業務に関する標準や要領などの整備を推進し、社員全体のレベルアップにも注力していきます。

「組織」の目線から

JR東日本グループ会社と連携し、安全に関する情報発信を強化するとともに、協力会社とは事故防止会議などを通じて安全意識を共有しています。また、社内でも対面でのコミュニケーションを重視しているほか、安全推進委員会などを活性化させて安全意識を高めています。

「災害」の目線から

平常時には防災訓練を繰り返すとともに、資機材や備蓄品を確保しています。また、緊急時に社員・家族の安否確認をするシステムを構築するとともに、社員に救命講習を推奨しています。自然災害の発生時には迅速に体制を整え、インフラの早期復旧をめざします。

品質に関する取り組み

当社は、品質マネジメントシステム(QMS)の継続的な取り組みを通じて、より多くのお客さまの期待に応え、ゆるぎない信頼の獲得をめざしています。また、経営計画に品質目標を設定し、検修・修繕作業におけるミスの減少にも注力しているほか、社員が考えた業務改善プランの提出や各種発表会への参加を通じて、一人ひとりの品質改善意識を高めています。

ISO9001の取得

駅務機器などの製造や組立・検査を担っている大宮支店では、品質の継続的な向上とお客さまからさらなる信頼を得ることをめざし、ISO9001の認証を取得しています。

JQA-QMA10295
大宮支店
駅務機器、周辺機器及び物販機器の工場検修・修繕、組立・検査

技術研修室の設置

メンテナンス業務を担当する支店には、実際の駅で使用される出改札機器やホームドアを設置した技術研修室を設置。社員が自主的にトレーニングできる環境を整備することで、サービス品質の向上をめざしています。